白みかん

白みかんは、おいしいみかん。みかんを剥くのがうまいよ。

守るべきものができてからが本番だ

 

 

俺は後輩には向いていないタイプだ。
大学にいたころ、自分の自我が目覚めていることに気づいたのは、2年目くらいからだった。
すでに後輩ができていた俺は、そのことに無自覚だったのだが、どうやら俺は後輩には向いていないようだった。
社会人になってから、一向に後輩が入らない。
落ち目な仕事なのだからしかたない部分もある。
だが、同時期に入った社員はたくさんいた。
時代の流れというのも関係しているのだろう。

人は教えることによって、もっとよく学ぶ。
あるいは一番の上達方法は弟子を持つことだという。

守るべき、教えるべき後輩が必要だ。
俺の仕事だけではなくて、人生におけるすべてに。

守り守られる誰か。
それがなければ俺は永遠に怠惰であることに気づいている。
こんな寝転がって文章を打っていていいのだろうか。

俺はなぜ中途半端に頑張ろうとする?
なぜ頑張らない。
なぜ本気が出ない。

いや、すでに本気は出ているのではないか。
本気を出してこの程度でしかない。

人間って不思議だ。
なんでこんなに優劣が激しいんだろう。

今日も電車の隣には人が座らなかった。