白みかん

白みかんは、おいしいみかん。みかんを剥くのがうまいよ。

永遠に退屈なまま

 

漫画やゲームをしていて退屈を紛らわしていたころは
周りには否が応でも生きてる人間がいて
まぶしさも陰険さもある環境の中で目を凝らしていた。

漫画やゲームというのは退屈を紛らわせていたというよりも
むしろ、自分の楽しいものだったからやっていたのかもしれない。
それがいつしか輝きを失い、逆転して人間たちが好きになったころに
周りから人がいなくなっていつしか一人になっていることに気づいた。

これは新型コロナウイルスか、もしくは自分自身か。
この世の主人公は自分だというけれど、そうではなくては困るというくらいに
俺の人生はアンラッキーが続いていた。

最悪のタイミングで最悪の人物が現れたり
最悪のタイミングでチャンスを逃したり
最悪のタイミングで災害が起きたり…。

これはもう逆転の運がたまって、たまって、しかたないんじゃなかろうかと
思わないではいられないほどに。

たった3日連続の休日がこれほどまでに退屈だとは思わなかった。
何かを試行しようと思ったけれど、それは原因不明のエラーによって妨げられ
寒いのかどうかもよく分からない行為に身を震わせた。

これからどうしよう。

未来が見えない。
未来なんて見えるものではなくて、単なる自分の延長線上にあるものでしかないが
それを終わらせようと思わない限りはこの先40年くらいは…
それが無限とも思えるくらいにやってくる。

会いたい人がいたからこの選択をしたのに
もはや、その人は会ってもくれなければ、連絡もとれないというのは
それはもう死んでるのと同じ。
いや、むしろそこに生きた意思があるのだから、死んでいるよりもつらいことだった。