白みかん

白みかんは、おいしいみかん。みかんを剥くのがうまいよ。

身なりに気を遣ってどうする?

 

 

あれは4年前の夏のころだった。
俺は身なりに気を遣っているような気もしていたが
今思えば全く気を遣っていなかったことが分かる。
その頃の俺は映像に自分を記録していた。
それを見ると頭の毛は膨張し、それでいでDHTホルモン分泌のせいで
生え際は危うい状態になっていた。
服もなぜだが場に合わないフォーマルなものを着ておりちぐはぐさがある。

肌は荒れており、一度も手を加えられたことがない
眉毛が太々と眼の上に貼りついていた。

口を開いたのは、俺の一つ下の女性の後輩だった。
具体的な発言内容は忘れてしまったが
俺はものすごい、ものすごいその場で批判を受けた…気がする。

サムネイルでいえば、「このあと…悲劇」。

そこから俺なりに身なりに気を遣い続けてきたつもりである。
服の趣味を変えて、髪の毛を変えて、眉毛も切りまくった。
切りまくっても相当に俺の眉毛は濃いようだったが…。

そこまで派手な変化はないかもしれない。
だが、着実に俺は変化を起こしてきているつもりだ。

服編、髪編に続き、俺は肌編に入ることにしている。
このあと筋肉編などにつながるのかもしれないが
まずは始めるのが早い方がいい、かつ時間のかかる肌編だ。
服編を始めにしたのは順番のミスだったかもしれない。

俺の体のステータスはもともとあまりよくはない。
ひげは濃いし、肌は荒れやすい。
ひげが濃いと入念にシェーバーを当てることになるのだが
そうなると皮膚が荒れてニキビが多発することになる。

これを攻略するには
1. ニキビができないようにする
2. 脱毛する
3. 肌をきれいにする

3ステップが必要である。
しかし、これが相当に高額な医療施術が必要になること
相当な時間がかかることを俺は知らなかった。
学生時代には決して払えない金額である。

1. ニキビができないようにする
まず刹那的な対策としてはベピオゲルという薬が使える。
これはニキビ専門のクリニックで最初にもらった薬だが
一般的な皮膚科でも最近は処方されている。
これは俺のニキビをおさえてくれた。

だが欠点は2つある。
もともとニキビになりやすい俺の体質は改善できないこと。
薬が切れてしまえばすぐにニキビ地獄になってしまうこと。

俺は1年近くベピオゲルでご貸しながら脱毛を続けていたが
仕事を辞めたのを機に、根治治療に手を出すことにした。

それはPDTである。
変な薬を飲んで特殊なレーザーを当てるという変な治療だ。
1回5万円かかるのを1年間くらい繰り返す。
しかも3回目のダウンタイムは顔が熱くなりすぎて寝れないという
超重度のダメージを顔に負った。

先日何回目か分からないPDTを終えたのち
俺は確かにニキビのできづらさを感じていた。
ポテチを食っても大丈夫。
もう何も怖くない!

2. 脱毛する
これは前からやってる。
今はどこでもやってるから
どこでもやってくれると思う。
前述のPTDはあんまりやってくれるところは多くない。

3. 肌をきれいにする
ニキビができなくなったとしても
毛穴や今までできたにきびの痕は残っている。
若干常に赤い色をしているのもあまりきれいとは言えない。

今年は1が終わろうとしていることもあって
この改善に努めていきたい。

それで行うのはダーマペンである。
1回やってもらったがめっちゃ強くシェーバーを当てられているような感覚だ。
正直痛いが、痛みを伴うものであることは
もう分かっている。

これで臨む変化を手に入れられることを、祈る。
もともとそんなことしてどうなるか、という心もちを描きたかったのだが、案外美容系YouTuberみたいなまとめ方をするのが楽しくなってきて、そしたら心もちのほうは意欲がなくなってしまった。今度書きたいと思う。