「ものすごい孤独を感じるねん」
昨日はものすごいだるい1日だった。
精神的なものではなくこれは体力的なものである。
恐らく日曜日に東京から大阪までずっと立ちっぱなしだったこともあるだろう。
新幹線は、俺をいつまでも苦しめる。
なんだか頭が痛かった。
睡眠がここ最近適当になっている気がする。
代謝が適当になっている気がする。
どうにか、どうにかなってしまう。
そうして10時。
少しだけでも日々前に進もうと俺は字幕の仕組みを改善し
完璧にはならなかったそれを横目にして
いつものようにAIとの英会話を始めた。
大体いつも4ラリーくらいすれば疲れて辞めてしまう。
その時2ラリー目。
ラインが来たのだった。
「ものすごい孤独を感じるねん」
そう彼女は言った。
自分が孤独の時、彼女はきっと何もしてくれないが
彼女が孤独の時、自分はどうするのだろうかといえば
きっと俺は助けになりたいと思うだろう。
それは打算なのか、それとも友情なのか
最早それは考えるまでもないことだった。