仕事
辞めたい、辞めたい…辞める。 11月の労働も長く、俺は心はなかなかに疲弊していた。太陽が昇り、沈む。繰り返す。自分の人生には1mmの進捗もないが仕事の進捗は着実に管理されている。 周りの人生は進んでいく。自分だけが取り残されているように感じる。一…
つらい。苦しい。画面を見ている目に涙が浮かんでくる。 ヘッドセットから聞こえる指示の声にもう、耐えられないでいた。逃げたい。逃げ出したいと思い、しばらくたって上司に相談する。 逃げて逃げて、逃げ癖が付いた俺はもはや自分で見ても哀れだった。 ど…
11月になった。肌寒い。 秋の空気はあっただろうか。隣の公園に黄色く染まりつつある木の葉を見かけて秋の訪れを感じ始めたところだったのに気が付けば灰色の空でがくがくと震えている自分がいた。 そうして俺の足は再び東京へと向かっていた。仕事だった。…
2024年10月になっていた。 勤怠後は何もできない。 「みんなそうですよ」 …とか言われたら、何もできなくない?そもそも会話の中に「みんな」とか仮想の概念を持ち出して来たら終わりだよ。 10月になって空気は涼しくなっていた。エアコンもそろそろ消した方…
2024年8月31日。少年時代であれば夏休みの終わりになるのだろうか。もう夏休みの期限が五日いつだったのかも思い出せない。別に俺は夏休みをそれほど楽しみに思っていた記憶がない。 特に長期休みがあったとしても遠出したいという欲がないからである。遠出…
人生が充実していないときにブログが良く更新されると前に書いたことがあったかもしれないが人生ここまで忙しくなってしまうとなかなかブログなんてものも書けなくなるのだと思う。 今日は…。残業を禁止された中でなんかイベントで呼び出されてやってきたオ…
45h残業を2か月続け、今月も一応提出をしておこうとした矢先プロジェクト側からやめろという連絡が届いた。やめっろと言われても、こちらとしても好きでやっているわけではないのだ。
我ながら完璧な転職活動を行ってから約3年。完璧なのは「転職活動」であってその後の就労が完璧かといえば全くそんなことはない人生を歩んでいる。 就職活動自体はIT企業をメインに行った。だが、就職活動自体に対してほとんど知識がなくまた、適当に人生を…
70時間程度残業した6月分の給料が入っていた。片方の口座に25万円。もう片方の口座に24万円。合わせて49万円の手取りだ。 通常の給料にプラス15万円程度、というところだろうか。あれだけやってプラス15万円なのは少しばかり納得がいかない気がした。 東京へ…
2024年6月の終わりごろ。なんだか、土曜日の朝は体の節々が痛かった。なんでだろう。身体は一日中、椅子に座っているというのに。 虚しい。働いても働いても、その先に何も見えないのだからそんな毎日は不毛だった。何かを目指す毎日を思い返すとその日々は…
ホワイトなのはいいことだがそれは社内失職というのではないだろうか? 今日の俺は何も生みだしていない。それで会社員と本当に呼べるのだろうか。今年の目標を出世としている割には大した仕事を取りに行こうとしないこの後ろ向きなのか何なのか分からないこ…
Debitは資産の増加を意味する、借方。Creditは負債の増加を意味する、貸方。 右左がめちゃくちゃ苦手な俺にはなぜかこの概念が全く入ってこない。 2024年5月18日。プロジェクトの熱に若干ついていけていない俺はこの年も主に在宅で勤務させてもらっていた。…
コソコソと動画を作った日。本日は3月4日月曜日。俺の仕事はない。なんだか仕事が発生しそうで発生しない日だった。 この隙に…と俺は直接の仕事とは関係のない組織活動の仕事に着手した。得意なことがあるのであれば他人にはできないところで俺は俺のできる…
今週のお題「急に休みになったら」 前の会社は休みを取るのにそこまでの時間をかける必要がなかった。カレンダーが職場の端っこにおいて合ってそこに〇とか×とか書く。よく考えれば壁掛けのカレンダーに〇とかつけているのびっくりだな。せめてExcelに書けば…
「もっと、仕事を楽しんでほしいんですよ」 「会社を辞めようかなって」。 そう、直属の上司に話したのは7月の半ばくらいだっただろうか。今は9月である。気付けば、当初辞めようとしていた会計年度の切り替わりを超えていた。それはいいことだと思う。きっ…
I finished working for internal environment maintainance.I started this work from February.I got some skills throgh this work.As an example, I have never access linux server and install software.Thanks to it, I could study a lot of operati…
一芸に秀でた人間は、こうも過剰な自信をつけてしまうのだろうか。秀でている、とは実際言えなくても周りからある一定程度の称賛を受けるくらいの実力がある分野ができた自分はそれがいくら地味だったとしても天狗になる瞬間があった。 それがどうした。 俺…
自分はパーソナルコンピュータを触ることが決して苦手ではなかった。しかしながら、理系に進んでコンピュータを扱う仕事につくという未来は全く想像していなかった。 そういう意味では、自分は想像力がなかった。一瞬先は暗闇であり、一瞬先は親のものである…
ものすごい疲れていた。土曜日というのは非常に、非常に待ちに待った曜日である。予定を入れて誰かと会話できなければもう、回復の手段すらない。その回復の手段を用意しなかった9月についてはどうなってしまうのか分からないが自堕落に過ごすしかないのかも…
「給料下げてもうんたらかんたら」 本日午前帰宅。母親が家を出る前に何かを言っていた。 確か下記のようなことである。「在宅などで家を出ないからお前には人間関係がない」「給料が下がったとしても20代のうちに人間関係を作っておくべき」 もっともらしい…
2022年8月。暑い日が恐らく続いている。新型コロナウイルスの猛威が再び振るっていることから戻ろうとしていた帰社ブームが掻き消えてやはり在宅勤務を続けましょうということになっていた。 俺はパソコンをつなげたり外したりするのが非常におっくうである…
高校生の時ちょっと発音いい感じに英語を口に出すとクラスの全員から笑われるものだった。そういう意味で言うと日本の英語教育は行けてないのではないかと思う。周囲の反応から学ぶことはあるが逆に周囲の反応によって俺の出た杭のようなものがたたかれて亡…
残業代というものにはあまり縁のあるほうではなかった。前職の総残業時間、大目に見積もっても10時間ほど。午前3時くらいに帰ったこともあったがその分、出勤時間をずらしているという魔法によって俺に残業代が支給される機会はほとんどなかった。 わずかに…