白みかん

白みかんは、おいしいみかん。みかんを剥くのがうまいよ。

ホワイトニング体験

 

最近、るっきずむには困ったものだと思う。

肌をきれいに
二重に
やせろ
筋トレしろ
はげるな
脱毛しろ

そこに最近歯が白いこと、というのも組み込まれたように思う。
歯が白いなんてどうでもよくないとか?
歯が白いなんて一瞬しか見えなくない?とか思うのだが
確かにそう意識してみて思うと
なんだか、黄色いような気もするし
別に気にするほどでもないような気もした。

まあ、いいか別にお金の使い道なんて
あんまりないんだから…。

振り返れば自分にはお金を使うような趣味はないように思う。
酒もたばこもギャンブルもやらない。
別にゲームもしない。
本も最近は全く読まない。
アニメなんかは見るがAmazonプライムで事足りている。

動画を作成することは趣味の一部と言えるだろうが
逆にこれはお金が入ってくる側の趣味であるため
お金を使うという観点だとのぞかれる。

なので別に使ってもいいじゃないのアンチエイジング

というわけで俺は本日、ホワイトニングのカウンセリングに行ってきた。
見ればホワイトニングというよりも、ホワイトニング以前の過程と
その後のメンテナンスが大事だよという話をされた。
俺の身体は維持機能があまり強くないポンコツのため結構それは面倒くさそうだった。

それ以上につらかったのは、ホワイトニング前に行われるクリーニング行為である。
これは本来、歯医者などで定期的に実施すべき内容らしい。
半年に1回でも行っておけと今日言われたものの、俺が歯医者に最後に行ったのは10年以上前だったように思う。

であるから、俺は徹底的に1時間かけて派の掃除というものをした。
それはホワイトニング本体ではない割にホワイトニングよりも時間がかかった。
血も、めちゃくちゃ出た。

10年分が1時間で掃除されるというのであれば分かる気もするが
昔の洗浄だかドリルだかの記憶がよみがえるほどにそれは痛かった。
というか、歯をいじられるというのは案外不快なものだと思った。
そして自分はやはり不摂生だと思った。

みんなこんなことをしていたのか…。
誰か教えてくれてもよかったのに…。

そういえば昔サークルで1人のメンバーが
歯のクリーニングに行ってきますと言って休んでいた。
あの時、俺は意識が高いなあなどと思っていたが
もしかしてあれは人として当然の行為だったのかもしれない。

そうやって俺はまた1つの常識を獲得した…のかもしれない。
しかし人間というのはとにかく金がかかるものだと思った。
美容室にも月1で行き、自分にあったシャンプーというのものをそこで購入する。
歯のクリーニングも行くし、ものすごい勢いで生えてくるひげも定期的に絶滅させる。
皮膚は荒れるので皮膚科に行く。

あ~あ~、面倒くさい身体だ。
もうちょっと手のかからない体でいてくれたらいいのに。
不器用でメンテナンスの手間も多いこの身体をどう生かせば俺は
もう一度「しあわせだ」と思う瞬間に立ち会えるのだろうか。

あるいはそれはすでに終わったことなのかもしれない。
もうだめなのか…。