地元の人のつながりは昔に比べて大分減っているように見える。
大人同士がどんなつながりがあるのかは分からないのだが、昔は地域には子供会というものがあり、子供たちは子供たちで集まってクリスマスパーティイーやら何やらをやっていた気がする。
今は子供自体が少なくなって、全然、そんな風景は見なくなった。
ビンゴ大会に運動会にハロウィンパーティーに…花火やらなにやら、布団太鼓なんてものもあった。
考えれば、あれは青春ポイントの高いイベントがたくさんあったのだと思う。
当時の自分はそんなことも知らずにただただ悪態をついていただけだった。
悪態をつくのも仕事だという考え方もあるのだけれど、やっぱり、それは大切なつながりの機会だったと思う。
時代と共に、どんどんつながりというものは薄くなり、必要はなくなっていった。
それとも他人とかかわることにリスクみたいなものが生じ始めているのが原因だとしたら、世の中に数パーセントいる変態と不審者が悪いのだと思う。
そして今回のコロナウイルスによる自粛は、とどめを刺したのではないだろうか。
一度立たれたつながりとか、壊されたものを、再び築き上げるというのは、もう本当に壊すよりも何十倍も大変なことだろう。
自粛は悪くない。
でも終わりない自粛生活は、何も保障されない生活は、やはりとどめを刺したのではないだろうか。
もはや集団として生きていく時代は終わったか。
人のつながりは終わったか。
