白みかん

白みかんは、おいしいみかん。みかんを剥くのがうまいよ。

2020年8月4日

 

 

日記をつけていた時期もあったような気がする。

今でも実際の部屋にある10年日記はつけているんだが、それは1日当たりたったの4行しかないために、結構書くことについては限りがある。しかも手書きだと文字も汚いのでやる気もうせて資亜夢というか。内容以前に書き方が汚くて見る気にもならないのであった。

 

さて、8月4日の日記を始めたいと思う。

今日は、今日はやっぱり俺の勤務地は渋谷だった。1時間以上かけて東京の人間の込み入る満員電車に乗るなど正気の沙汰ではないのだが、俺はそれを拒否することができる立場にはなかった。

渋谷に行くときは、俺が渋谷に勤務する人々に対してVBA、エクセルマクロをどうやって作るかということをお伝えするときである。つまり、人に教える立場にあるということなので、俺は身なりを整えようと思った。

 

アイロンの電源を入れた。電源を入れて140度に設定した。設定してから温度が上がり切るまではなかなか時間がかかるものだった。髪をセットした。前髪を上げて、それでいてまだ格好いいのならその人は本当にイケメンだと思うのだが、日本人の雰囲気イケメンはみな、前髪垂らしたマッシュヘアが多すぎるような気がした。

 

スプレーをあてた。鏡を見た。中途半端だった。なんでも中途半端な自分は身長も中途半端だった。

 

暑い。汗が、脇汗が出ているような気がした。汗が。

 

黒いシャツを着ていたからまぁ、目立ちはしないのだろうけれど、脇汗なんて、清潔なイメージのあるものじゃない。

 

なんやかんや俺は3組、合計6人の人間に対しての講座を終えた。部屋を確保するのが客先常駐だと超面倒くさかった。今時客先常駐型の勤務なんてまじかよ。俺は転職するのなら客先常駐の仕事に就くのは辞めたいと思った。