白みかん

白みかんは、おいしいみかん。みかんを剥くのがうまいよ。

私たちと英語

 

 

外資系の企業に入ったこともあって、以前の日系企業で働いていたときと比べると確実に英語に触れる機会が上がっている。
とはいえ、今の職場で日常的な英語タスクを求められることは幸か不幸かまだない。
去年はなぜか突然日次のミーティングが入っていて正直訳が分からなかったが終わり際ということもあり、なんとかなった
こういう場合はgot byというのだろうか?

 I got by that situation with my skills at that time.

合ってる?

会社の飲み会というか懇親会というかネットワーキングというか
なんというかはよく分からないがイベントが終わった後の集まりに出てしまうと
かならずといっていいほどにイングリッシュスピーカーがいてなんか喋ってる。
それを俺はいまだに聞き取れないでいる。

いまだに…というか、そもそもそれほど俺の能力自体は上がっていなかった。
ここまで1年以上、つまり英語教室に10万円以上は払っているはずだが俺自身の努力不足もあって
英語能力自体は2が3になった程度の成長しか見せられていないのが正直なところである。

先日パソコンの交換をしたところ、なんかコンプライアンス状態がよくなくて
結局、英語のサポートの人とやり取りをすることになった。
以前であればチャットを送る前に日本語→英語変換をしていたのだが、文章自体はなんかもう
別に翻訳を通さなくてよくない?となり、そのまま送っていた。

そのくらい文章を書くということは慣れてきた気がする。
しかしそれはあくまで日常的な会話の話で業務で使える程度のものではないことは明らかである。
テクニカルなタームを俺は知らない。
スパルタな視線で言えば、俺は英語話者の会議に入って鍛えられるべきなんだろうが
ああいう会話に入って鍛えられるというのは会話を拾うための最低限の能力がないといけない。
それが俺がもう一つの言語学習から学んだ知見である。

ああ、そういえば俺の入っている会社では面倒なことに
社内で実施されるイベントや取り組みがやたらと多い。
そのうちのひとつにメンバーで話し合おうぜ、というものがある。
それは交流の意味も兼ねているし、おそらくほかの意味も兼ねているのだろう。
今年のメンバー表を見るとほとんどが外国人の方の名前だった。

これで俺はやっていけるだろうか?と不安になる。

以前英語の講師に「ディスカッションやろうぜ」と言われて
日本語で反論が浮かんでも英語ではてんでなにも浮かんでこない。
そんな状況に陥った。
みんなどうやって乗り越えているのだろうか。

周りを見れば自分と同じ職位であっても
なんか英語はできる、みたいな能力の持ち主ばかりなのだ。

俺だけ義務教育抜けちゃいましたかね?

いやそんなことはないはずだ。
本の学校の英語教育など本をカタコトで読ませて終わりだった。
アウトプットの機会ゼロといっていい。
あこれらは自分自身の努力でその能力を手にして
今ではさも最初からできました、みたいな顔をしているにすぎないのだ。
俺だってもう一つの言語であればそうだろう。
何か知らないけどできます、みたいな顔をしている。
そしてそれが大した習熟度でなくても知らない人間からすれば相当できる範囲にいることを自覚している。

やはり、1つのパスが通っているのは強い。

英語は必須だという。
ああ、必須ならばどうしてあんな学校教育を。
なんとかしてくれ。