積み重ねるもののない毎日は
あるんだかないんだか分からない。
20代も半ばをすぎると
人間の能力なんてものは退化していくだけで
むしろ守るものも残すものもない人間なんて
本当に生きているんだか、死んでいるんだか分からない。
働いても、変わりはいる。
一見その部署で誰もできないことをしていると
自分が何か特別なものを持っているように思うけれど
それだって所詮変わりはいる。
代わりを考える脳があればの話だけれど。
でも、なければないなりに代用品を使おうとするのが人間だ。
同じ毎日を最近繰り返して
行き場所のない毎日を繰り返して
暇な毎日を繰り返している。
疲れて帰る道のりは、遠い。
夢中になれるものがない。
積み重ねるものが…ない。
何か、積み重ねるものを作ろう。
何がいいかな。
何かいいものは、あるのだろうか。
