白みかん

白みかんは、おいしいみかん。みかんを剥くのがうまいよ。

才能ある努力家



才能ある努力家は、自分のことを嫌味だとは思わないのかもしれない。
この3年間でだいぶ人と関わる機会は減ってきたけれど、まだ少しくらいはつながりがある。
もしかしたら、この先、この僅かなつながりでさえなくなっていくのかもしれないが。

彼ら、彼女らは努力家である。
なんだか見ていると、見ていると失敗があってもおかしくないのに
彼らは目の前の障害を次々とクリアしていっているように見えた。

失敗がつきものだというけれど、俺にはどうしても彼らが失敗しているようには見えなかった。
まあ、自分の失敗なんて他人に簡単に言うもんじゃないけれど。

諭されることが多くなってきた25歳であるが
もっと諭してくれないと全然、精神が身体の成長に追いつかない。

25歳の自分の中身はまだまだ高校生くらいの精神年齢で
こんなのでは、この先の障害を乗り越えられそうにない。

努力家は才能あってこそ努力家たりうる。
努力家なんて結果を出していなかったらニートと変わらないからだ。
そういう点では、俺はニートである。

いや、正確には試験を突破したりしなかったりしているのだが
会社の上のほうが評価をくださなかったのが大きいような気もする。
あるいはまだ社会的な認知が薄い範囲だから評価対象に入らないということか。

世の中のものは周りからの観測により価値が上下する。
案外、日本銀行券をなんとなく使っていると、日夜、お金の価値さえ上下していることに気付きづらかったりする。
だとしたら、認知されていないものの価値はゼロに等しくなっていくのかもしれない。

だから、友人知人がいない人たちはその死にさえ価値を見出されないのか。
努力したから才能があるように見えるのか。
才能があるから努力が実るのか。

あるいは、その両方がシナジーした結果が彼らなのか。

自分の中から湧いてこないんだ
何の欲求も湧いてこないんだ。
だから頑張る気が起きないんだ。