転職活動は続く。
雨が降ろうと風が吹こうと続いていく。
学生時代に就職活動をテーマにした映画
「何者」をプレゼンテーションをしたことを思い出した。
周りの人間と一緒に進んでいくことが
自分のコンプレックスを刺激するのが新卒の就職活動だ。
そして、転職活動は…なんだ？
転職活動をテーマにした小説などもあるのだろうか。
自分自身の就職していた業種をテーマにしたものは見当たらなかったため
自分の状況と近いような物語があるのなら
それを見たいという気分になった。
転職活動に対してはいくつかのエージェントを使っている。
使ってはいるが、エージェントが紹介してくれるものは
最近は少なくなってきた。
わずか1か月しかたっていないのに
なかなか世の中は厳しい。
世の中、選ぶ側と選ばれる側の人間がいる。
就職活動において選ぶ側に立てる学生もいる。
要するに他よりも優れた条件を持っていればそういう学生は
どちらかというと企業を選ぶ側に立てる。
案外、世の中はわかりやすい。
チェックボックスがいくつかあって
そこに優秀な人材が持ちがちなタグがあり
企業は好きなように絞り込みをする。
さあ、どうだどうだと、ヒットする人材をはじき出す。
あとはあまりにも清潔感がないとかがなければ
何とかなるのではないか。
そして、そういうカードを持っていない学生や…
転職者は苦労する。
氷河期以上に今は求職者が
大変な状況だと聞いている。
そりゃそうだ。
新型コロナウイルスでだめになった仕事がどれだけあると思っているんだ。
その中のどれだけの人が家族などの守るべきものがあったのだろう。
俺はまだ恵まれている。
俺は死なない。
俺がニートになろうと
俺がフリーターになろうと
俺は最終的に住むところに困らないし
お金にもしばらくは困らないだろう。
だがそういう状態になった場合
自分で自分を許すことができないだろう。
頑張れ、まだ立てる。
まだもう少し頑張るんだ。
