白みかん

白みかんは、おいしいみかん。みかんを剥くのがうまいよ。

鬱憤

 

今日はYOASOBIの三原色が配信された日。
軽やかな歌声がモバイル端末から響く一方で
俺の感情はまた薄灰色に染まっている気がする。
なんだか分からない鬱憤がたまる。
感情を吐き出す場所がないのは困ったことだ。

この世の中の仕組みはとても面倒だと思う。
連帯保証人は基本的に親を使わないといけないし
生まれてすぐはどうしても親のお世話にならないといけないし
それが親の義務でもあるけれど
それが子の権利でもあるけれど
つながっているのが面倒だと思うことのほうが多い。

子にとっての一番の不幸は
家族がそこにないことである。

どんなに厳しいしつけでもあってもそこには愛があるのなら
納得もできようか。
でも離婚というのは一番愛のない行為であることを俺の親はわかっているのだろうか。

そうして離婚した子供と会い続けて
そして新しい家族に俺を組み込んで家族ごっこをするのは
俺の中の感情をどう推察しているのだろうか。

俺には兄弟などいなくて
俺の家はあのいつつぶすのかよく分からない
ボロボロハウスである。

あ~面倒くさい。

なんで俺は世話にならないと生きていけないのだろうか。
恩を買えばそれに対して返さないといけないという良心が働く。
もう面倒くさい。

良心なんて目覚めないとよかったものを
中途半端にいいやつのふりをしたがっているから
それを捨てきれない自分がいる。

ふざけんなと一度切れてしまえば
何か伝わるものもあるかもしれないが
それをするには俺自身の経済基盤がまだ形成されていないような気がする。

人は一人では生きていけないのか。
誰かに助けられないと生きていけないのか
俺はきっと助けられる側ではなく
きっと助けたい側の人間だというのに
こんな生活が続いてしまえば俺は決壊してしまいそうだ。