白みかん

白みかんは、おいしいみかん。みかんを剥くのがうまいよ。

再々チャレンジ英語

 



英語。

日本ではグローバル化が叫ばれて久しいと思うけれど
俺が幼稚園だったころからそういうものが言われていて
実際、俺の幼稚園にも英語の授業と称して
英語の歌を歌ったりダンスをしたりということがあった記憶がある。

中学とか高校とかでも
突然、英語のできる教師が入ってきて
英語でずっと話して生徒を圧倒したあと
「コミュニケーションが通じなかったやろ?」と
日本語で話すことでギャップを演出する教師もいた。

そんないろんな施策を体験してきた俺だが
英語で会話することはついぞできなかった。
大学受験ではリスニングもなく
読み書きさえできれば突破することができた。

最低限の文法とか、未来ならばwillを使うということくらいは
分かるけれど、正直、something like thatと
I was wonderingとかyou knowとか
クッションに使ったり挟んだりするような単語は
まったく口から出てこないということを続けていた。

社会人になってから
英語の市場価値の高さに恐れ入って
一念発起してone more timeと挑戦するけれど
各地、俺にはできない人間に対する軽蔑の視線が浴びせされた気がする。

お金を払っているところでも
そんな視線とその態度はおかしくない?
と思うことが多数あった。

そうして、今に至るまで俺はできない。
英語ができない。

そもそもなぜ英語の価値はあんなにも過剰にあげられているのだろうか。
英語ができるというだけでもう最低でも英会話の教師になれる。
そして英語教室の月謝は高い。
ものすごい…高い。

ただ単に一つの言語というだけで
ここまで価値が高いのは英語くらいではないのか。
いや、そうではないのか?

例えば英語ができるようになった自分が
この未来に存在するとして果たしてその自分は
外国に旅をしに行ったりするのだろうか。
あんまりそんな風には思えないのだが…。

とりあえず、またしても
3度目の挑戦を英語に対して
しないといけない時が来た。

それは俺の年収や会社でのありかたに関わってくる。
もうこれまでと同じような努力の仕方ではだめらしい。
それが俺を、自分自身を変えるということなのだ。
やらないといけない。
それじゃなきゃ、ドロップアウトだ。

ドロップアウトはまだしたことがない。
だから、まだ俺はできるはずだ。
やれ、頑張れ。