白みかん

白みかんは、おいしいみかん。みかんを剥くのがうまいよ。

うわ…私の年収…

 

 

コロナ禍における結婚活動において
女性が相手に求める項目ランキングの一位が
ついに…ついに年収になったという。
もちろん俺が見た情報ソースであって
もしかしたら外のサイトや情報下では「思いやり」とかふわふわしたものが
一位なのかもしれないが…。

実際、こういうのは婚活を利用している男性の知り合いに聞いた時に
毎回気になる情報が耳に入って来るのだった。

まず、出会い系のイベントにおいては年収は段階別になっていたり
また年収を提示することでしか参加できなかったり
女性における若さというのはイコ-ル男性の年収だといわれているような
ある一定の指標になっていることは間違いない。
そこにはなぜか一位に上がることもある「思いやり」などは全く評価の対象としては出てこない。
なぜなのだろうか。
俺には分からない。

将来は家族をなしたいという
ある意味は健全なエゴを持ち続けている俺だが
まったく最近の若者事情にはうんざりする。
実際はどうだったのだろうか。
昔の年収が高かったのか、物価が安かったのか
いずれにしても昔はそれなりの低層サラリーマンでも子をなすことはできた。
彼らの年収が今のところどのようになっているのかは分からないが
俺たち20代の若者の年収は低い。

前の会社は辞めたばかりだったが
毎年年収は上がるどころか下がっていた。

2年目は役職に就いたにもかかわらず
そして海外の仕事というプラスアルファをもらっていたにもかかわらず
そんな大して給料は上がらなかったし
特別な役職を奪われた(返上した)3年目に至っては
住民税も関わったことがあって
1年目の給料よりも低いことになっていた。

大体、月の給料の手取りが20万円と数千円。
これには住宅手当が既に加算されている。
そしてボーナスが、人によって異なり、俺は部署内では高いほうである
50万円と30万円くらいが2回に分けて支給されていた。
額面にすると毎月23万円と
ボーナスが60万円と40万円くらいだろうか。

23×12=256
60+40=100
だいたい360

そう、大体360万円くらいが3年目の俺の年収であった。
低い。

しかし、社会的にみると
これでも決して低いほうではないというから驚きである。
確かに高い家賃を払っていたし
別に生活に困窮するほどお金に困ったことはなく
むしろ電気代を気にすることもなく
多少ぜいたくしても「まあ、なんとかなるか!」と放置できるメンタルではあった。
辞めた時の口座が3万円しかなかったときは驚いたが…。

それだって低所得者に変わりない。

「家族をなしたい」という夢に付随するものは少なくはない。
今は特別行わない人も多いが結婚式だって
予算があるに越したことはない。
子供だって、一人当たり1000万円じゃあ足りないこともある。

妄想を膨らましていくと限りがなく広がっていって止められなくなる。
最近、こうやって将来のことを考えて…などと
自分でいろいろと思考を巡らせている際に
「相手もいないのによくやるよ…」と
裏で陰口をたたく自分もいる。

確かにシュールだった。
今、大切にしている人がいるのならばまだ話は分からなくはない。
その人のために頑張るというのはむしろ、美しい姿だとさえ思うのだが
俺の場合は、まだいないようなの人のためという名目で
何か分からないことを一人で考えるという
なかば気持ち悪いとさえ思えるような行為を繰り返している。

一人でいると、疲れる。
一人でいると、思考が閉じていく。

7月に連絡をもらえるかなと思っていたが
7月ももう半ばを過ぎたことになる。

来週はせわしない。
頑張らねば。
ふらふらとしている場合ではない。

時は迫っているのだ。