疲れた…。
もう疲れたのだ…。
繰り返される毎日。
狭い部屋。
パソコンに向かって自らの無力をなじられ続ける日々。
やすりで自分をこすり続けているような、感覚。
できない自分というやすりを何度も何度もこすりつける。
分からない。
できない。
模範解答ど~ん。
え~、そうだったの~?ウフフ。
分からないことは、つらい。
分からないことは、怖い。
人はいつしか挑戦しなくなるというが
俺はもうすでに挑戦などしたくはなくなっていた。
もう頑張りたくないと、頑張る前から思ってしまっている。
勉強をしている民はすごい。
勉強って、すごい。
勉強は、分からない、を埋めていくものだと思う。
人は誰だって、最初は何も分からない。
それを埋めていく作業に勉強と名前を付けるのだろうと思った。
素直にそれは「分からない自分」を逐一と刻み付けるものである。
そんなことを日中したあとに、また改めて勉強なんて始められるわけはない。
趣味はない。
だからって勉強をするわけじゃない。
何て俺は、中途半端なんだ…。