白みかん

白みかんは、おいしいみかん。みかんを剥くのがうまいよ。

TOEICに殺されて

 

TOEICに殺されて

もう何度目かも分からないTOEICに挑戦してきた。
最近はTOEICの試験時間にも慣れてきたようだった。
それほど長くは感じない。

しかしながら最近、自分は集中力がないように思う。
試験中も周りのことがなんだか気になって
問題の一つ一つに集中できているような感覚はなかった。
隣の人の動きが、気になる。

なんでこいつはパラパラパラパラと紙をめくり、フンフンとうなるのだろうと
1回思ってしまうと、気になる。
なんでそんな動き方をしているのか、気になる。
分からない。
分からない。
問題も、分からない。

 

TOEICの試験中、隣の席の受験生にイライラする男

 

余裕があるように思うもやっぱり200問すべてを解くまでには至らなかった。
難しい。
TOEICは、難しかった。

TOEICはしにげー。

何度も受けているとそのうち、大体他何を聞かれるか分かってくる。
みんなは落ち着いて受けているように思うけれど
試験中にこんなにほかのことを考えてしまう俺は
変なのだろうか。
それとも、みんなあんなにまじめに受けているような顔をして
心の中では別のことを考えているのだろうか。

何回も受ければ分かってくるってそれ
過去問やればいいだけじゃない?
…と俺は道中で気づいてしまう。

いやあ、それはさあ。
やっぱり実際に失敗した方が心の中に刻まれるんだから。
俺のように怠惰な人間は本番に慣れるような
不器用な方法で、やるしかないんじゃないかって思っただけなのだ。

しかし、今回も分からなかった。
今回はそれなりに対策して言ったつもりだったけれど。
パート2も途中でなんだか分からなくなってしまった気がする。
前回のほうができた感覚があったような気がする。
これはまだまだ道のりは長いかもしれない。

周りにすごい人たちがいた過去の自分を
うらやむのだった。