白みかん

白みかんは、おいしいみかん。みかんを剥くのがうまいよ。

鼻血が出やすい

今週のお題「赤いもの」

 

 

 

 



2021年。
オリンピックイヤーなのかどうなのかよく分からない年だった。
今年もさしてイベントらしいイベントはもう起こらないのかもしれないと思うと
非常に、なんというか非常に切ない気持ちにはなってくる。

お題が、赤い物ということだが
思ったより身の回りに赤いものというのはない。
服にしてはちょっと派手すぎるし
部屋に赤いものを置いていたら存在感が強すぎるからだろうか。

昔から鼻血の出やすい少年だった。
なぜか分からないけど鼻血が出る。
実際のところはそれは花をよく触るからだったのだろうが
でも、実際鼻を触ったくらいで血が出るのもおかしい話だと思う。
そりゃあ自分の体だもの、たくさん触りますよ。

それにしたって出るものだから
小学生の時分は、焼いて鼻血を止めてもらうことにした。
いてえ…。
焼いて止めるってどういうことだと思いながら
鼻にバーナーのようなものを入れられて、焼かれた。
それは今もよく意味が分かっていない。

ああ…。

鼻血が出やすいここの弊害は少なくない。
服に血が付くとその服は使い物にならなくなるし
どうしたってそういうものというのは汚いイメージである。
だからこそ鼻血が出るとクラスメイトは俺を避けた。
汚いものを見るかのように…。
しかし数年後、鼻血も出していないのに汚いものを見るかのようにみられたことが忘れられない。

そういえば鼻血を出した時に
「気持ち悪い」と言われたが
「そんなん言ったらあかんって」とF君が助けてくれたことがあった。
だが大学で再会したF君は清くなくなっていた。
年月はつらい。
年月で人は良くも悪くもなるというのだが
基本的にはよくなるのをあまり見ない。
悪くなっていく一方のように思えるのは俺だけだろうか。

俺だって、あるこみゅてぃにおける態度が悪くなっている自覚がある。
だって、社会人になってパチンコと遊戯王カードなんてやっているのを見たら
そりゃあこいつら終わってんじゃねえかと言いたくもなる。

どんな心象だよ。

鼻血…。

実は鼻を触る以外にも疲労がピークに達すると鼻血が出る。
軽い疲労では目が赤くなるのだが
それを超えてくると血が出てくるのだ。

これはどういう理屈なのだろうか。
実際には困っていないので調べたことはないのだが、気にはなっている。
鼻血っていったい何者?

なぜ君は出してもいたくないのだろう。
おかげで俺はコンビニを血で染めたこともあれば
バケツの6分の1くらいを血で浸したこともある。

何か…気持ち悪くなってきたな…。