白みかん

白みかんは、おいしいみかん。みかんを剥くのがうまいよ。

別にいいんだけどさっていうのは別によくない時しか言わない

 

2023年8月を迎えた。
外は暑い。
何も起きない毎日。
運が悪い自分。

毎度毎度、間が悪いと思う。
それともまた、裏切られたのかな、と思う。
何にだろう。

台風7号という大きな台風が近づいていること自体は分かっていても
俺は家の中に引きこもって仕事をしているので
別に台風が来てもすること自体は毎日変化しない。
パソコンに向き合い頭を動かしているような、動かしていないようなことをする。
分からない。
分からないと言葉に出す。
相談する。
解決は、しない。

同期の男性は子供を産んだらしい。
このように書くと男性から生まれたみたいで紛らわしいな。
男性の配偶者が子供を産んだらしい。
彼は頭がよい。
頭が良い人が、ライフステージを上げていくのは至極まっとうなことのように思う。
俺は彼の書くNOTEをたまに読んでいる。

別にNOTEだって、ラジオだって、なんだってかまわないのだ。
それが、知っている人の思想であれば。
人の考えていることが知りたい。
立派に生きている君たちはなんだってそんなに立派なんだって。
どういうことを考えたら君たちのようになれるんだって、俺はいつも考えている。

彼はどうも新しい仕事に慣れてきたらしい。

俺は慣れなかった。
なれない。
なれない、何に?

何者にもなれない俺は、何事も理解できなさそうだった。

口では「別にいいんだけどさ」という。
心では深く気にしている。

だとしたら口に出したほうがいいとも思う。
その代償は深い。
だからまだ口には出せない。

儚い振動だった。