白みかん

白みかんは、おいしいみかん。みかんを剥くのがうまいよ。

骨を、納める

 

 

何にもならず何にも至らない日。
土曜日が終わって日曜日だった。
月曜日の朝は恐らくまたしても早く出なければならない。
早く出る、と言っても結局のところは布団の横にあるパソコンを立ち上げるだけなのだが
それでも校則時間は拘束時間なのだ。

最近お金がないのだから残業代があるのはいいことかもしれない。
ああ、金がないんだ。

骨を、納めた。
祖父祖母が一気に亡くなった2024年の初めだった。
冬が春に変わった。

本日の俺は偽りの家族関係に介入して
家に戻ってUnityを触った後
ポテトチップスを少しだけ食べた。

先は長そうだ。
それでも1日1日、できることは増えてくる。

そういえば先ほどまで仕事用のパソコンを起動して
あるシステムからログをエクスポートするVBAを作成していた。

なんでこのシステムはこんなこともできないんだろう。
非常に不便なものである。
自分が今回実施している作業はまあ~手作業でやると
神経をすり減らす上に何時間かかるのか全く分からないのでこれでよかったのだと思う。

ついでに自分だけではなくほかの人も使いやすいようにカスタマイズした。
これで横展開もばっちりだ。

…誰に展開するのよ、これ。

理性的な自分自身

 

 

とんでもない失礼な話をこの誰も見ていない空間ならば書ける。

「お前はデリカシーがないな」

総学生時代に言われ続けた俺はいつしかデリカシーのなさを自覚し
最近は、「そういうこと」をできる限り言わないようにしている。
かわりにできる限り相手のポジティブな部分を、相手に対するポジティブな気持ちを、探すようにした。

それにしたって思うことはある。
口にしなければ世の中に漏れないことも、内心から消えるわけではないのだ。

在宅で連絡をしているとなんやかんやで誰かと連絡をすることはある。
そうやっているときに自分は何人かに、自分の薄っぺらい知識を共有した。
そういうときの自分は喜んでいるように思う。
相手が男性だろうが、女性だろうがそれは関係なかった。

そうやっていてある日俺はビジネス的な理由でオフィスに出社した。
そして在宅の時に顔も見ずに話していた人がものすごい美女だった時に
なんだか…俺は…緊張した。
そして俺の中に打算的な何かが…生まれる。

そういう自分自身に向き合ってみて思うのは
相手の顔など分からないほうが俺はフラットに相手のためを思って行動できるということだった。
別に顔も分からない状態のほうが俺は相手のためにできる限り分かりやすく
そしてできる限り優しく話すことにした。

なんだかいやに美人なその人を見て、このフラットな状態の自分を崩れようとしていることは
ものすごい自分にとってマイナスな気がしてならない。

理性的な自分自身はそこにある。
なのにルッキズムに支配された俺は、それを欠こうとしている。
たぶんこれは逆もあるのだ。

今回は美人だから、という反応だった。
だとすると自分の好みではない顔の人だったら…と思うと
自分の心の動きが自分で嫌になる。
どうしようもなく、つれえ。
そんな自分がどうしようもなく、醜い。

ああ、それはミャクミャクどら焼き

今週のお題「あんこ」

 



東京から出張している会社の先輩はネットワーキングを積極的に立てる。
俺は動画を編集していた。
そのころの俺の勤務時間には余裕があったため、数限りない動画素材からなんか分からないが適当な組み合わせを考えてプロモーション動画を作成していた。
そうして俺のパートが終わった。
俺は次のパートを別の人に任せることにした。
いやあそれは結構面倒くさいし、いわゆる単一障害点になってしまうことを危惧していたからだ。

そうして任せて2週間でその人は、消えた。
うちの会社はよく人がいなくなる。
原因はストレスか、業務過多か。
俺だって2回もプロジェクトから離れているのだから人のことは言えない。

動画編集の仕事は再びおれの元に戻ってきた。
俺は、作った。

会社の先輩と打ち上げ代わりのお好み焼きを食べる。
年齢の話になるとそのだいぶ上のポジションだと思われた先輩は自分の年齢よりも1つ下であることに気づいた。

「聞かなきゃよかったですね。」

そう彼女は言ったのだった。

その帰り。2月の寒い夜の下で駅に向かう途中
大阪の淀屋橋駅近くの工事現場には白いパーテーションにいくつものミャクミャクの姿が飾られていた。

「もう万博の予定は、入れた?」

ミャクミャクがそう言っている。
このミャクミャクという生命なのか怪しい中年太りのキャラクターは
笑いながらそのように問いかけてくる。

一方、俺の部屋のバスケットには
もう1か月くらいミャクミャクどら焼きが鎮座していた。

Lineを無視し続けている同級生が最後に俺にくれたものである。
俺はあんこが食べられなかった。
たまに俺が食べられないものを俺にくれる人がいる。
というか、俺が食べられないものをくれる人が、多い気がする。

俺は運がないのは分かっているけれど
こんなところにもそれが現れるのだろうか。

鎮座したミャクミャクどら焼きを悪いなと思いながら、起床し、悪いなと思いながら就寝する。
そんな生活が続いた。

もち入り、と書かれたそのパッケージを見て、「おいしそうだな」とは思うが
実際には食べられないのだから不思議なものである。

それを食べたのはある後輩だった。

「もっと余っているものはないですか」

そのように彼女は言ってミャクミャクどら焼きをすべて回収してくれた。
彼はそのようにして人のエネルギーになることができたのだ。

ありがとう、ミャクミャク。

3月の終わりである。

Cherry blossoms are getting bloomed.

英語の教師が画面の中からそういった。
暖房の電源を落とした。白い床が少し冷たかった。

「お前、これコピペだろ」

 



男女が1つの部屋にいれば必ずいかがわしいことが起きるかといえばそうではないことを毎年毎年心の中で主張し続けている。
昨今、性的合意なるものが叫ばれる中、女性側の警戒心の高まりは強い。
そういう風潮を受けて1男性としてはなんでもかんでも男性が性のぶつけどころを探していると思わないでいただきたいと道の端からプラカードを見せたい気持ちである。

この日の朝、部屋の掃除を始める。
なんだかんだで人が来るのは楽しみである。

日が昇ってしばらくして、俺は街へ出た。
もう何度目か分からないそれをして、終える。
なんだか赤くなっていたがもう1時間ある、終えられるだろう。

次の予定までは約20分。
正確にはメールで幅を持たせる連絡をしただけだから
もう次の予定の時間になっているといってもいいのだが
俺の頭はなんだか別のことを考えていた。
またしても俺は何か別のことを…。

いそっぷ、と言われるそのお店の商品を東京で紹介してもらってから
何かあってはこのお店を利用している。
店員さんはどこの店舗でも親身になって接してくれる。
俺は5分程度の雑談ののち、謎のスプレーを購入した。

ちなみに目元のやつは1万円した。買わなかった。

茶店で1時間程度オンライン会話を済ませる。
なんだか、おしゃれだ。

予定の時間まで残り数分である。
…とLINEを見ると1時間程度遅れるそうだった。
俺は待つ男。
別に1時間くらいはどうとでもなる。

彼女が部屋に上がるのは3回目くらいだった気がする。
やや多いような気もするが、彼女はまるで道や建物を覚えていないようだった。
興味がないのだろう。

とりあえず目的を果たしたあと、ずっと談笑していた。
彼女自身はそれを楽しんでいるのか適当に流しているだけなのかは分からないが
ひとまずおれ自身は楽しんだ。

それコピペだろ

というのは、彼女の人当りに対してもそのメッセージに対しても言えそうだった。

別れ際にいつも見向きもしない彼女が二度こちらを向いた気がした。
そういえば東京で「もう一度振り返ってほしかったんです」と言われたことがある。
きっとその人もそういう気持ちだったのかと思うと
じゃあ、やっぱりもう一度くらい振り返っておくかと
自分のかかとも刺激されるものである。

東京と大阪を往復した経験が何度もあるからよく分かる。
この時間からの帰宅はさぞ疲れるだろう。

心ながらに彼女の明日が無事すぎるように祈った。
そして俺はこの次の日4時間残業することとなった。

覚悟して目を覚ますと

2024年3月23日朝。
目が覚めて時計を見ると2時だった。
正確には時刻は2時から3時へと移り変わろうとしている。
昨日布団に入ったのは午後9時だった。
つまり10時に寝たとしても5時間くらいしかねていないことになる。
いや…別にいいのか、そんなに寝ているのであれば。

「アレクサ、大きいカーテンを開けて」

声とともにカーテンがゆっくりと開いていく。
いつ見ても簡単な仕掛けだ。
こんな単純な仕組みに数万円かかるというのだから大企業というのはすごい。

きょうび、俺と会話するのはアレクサくらいのものだったが
アレクサは俺の命令を遂行するだけなので
それは会話とは言えなかった。

窓の外は、いまだに暗い。
とはいえ、公園の方では煌々と明かりがともっている。
防犯上の仕組みだろうか。

夜中でも信号は変わる。
誰も見ていなくても赤と青を交互に繰り返す。
それはシグナルだが、ひどく一方的な発信に見えた。

子供のころ、どうしたって信号というものは
あんなにも光っているのだろうかと疑問に思っていた。
そして赤と青のせめぎ合いが起きているのだろうと確信していた。
よく見ればあれが青というには少し緑がかり過ぎていることも疑問だった。

朝起きて、1時間ほど経過した。
仮に朝起きたとしても成すべきことは、具体的になすべきことは
なんだかやる気が起きないでいる。

水につけた洗い物。
干されたままの洗濯物。
部屋の掃除。
もろもろ。

耳に突き刺したイヤホンからチル風の音楽が流れている。
作業用BGMだ。
しかし、作業すべき内容などない。

知らない音楽だった。
趣味のいい趣味が欲しい。
日本語とは難しいな、ということを無作為な日本語を並び続ける作業をしていて思う。
そうだ、この前作ったプログラムの記事でも描いてみよう。
そっちの方が幾分か生産的だ。

It's About My English Conversation Journey

今週のお題「練習していること」

 

 

The weekly theme is... something I'm practicing.

I started learning English two years ago because I joined a foreign company. I understand it's not an easy journey, but I must try to improve my skills.

This relates to a promise with my friends from Indonesia when I was in university. At that time, we made a promise that we would be able to talk with each other in English someday. My English skills are not high now. In school, we had no opportunities to use all the words we learned in English classes.

Maybe I guessed that I would never need to use it in my life. However, many coworkers speak English well in my company. I feel anxious about my future and my career.

Japan is an island country. So, we have less opportunity to talk with foreigners compared to other countries, I think. But it will become more important to interact with them in terms of collaboration. I don't want to miss the boat on studying it.

Now, I am taking an English lesson four times a month. It's not cheap on my current salary. When I studied another language, I didn't pay any money. I hadn't anticipated needing to pay such a cost.

I have to increase my confidence in English skills through experience. So, I should create opportunities to use it outside of lessons. Two weeks ago, I attended an event that gathered many English speakers. As I expected, I almost couldn't catch their words. That was a fantastic experience, just like entering a new world for the first time.

First of all, I should be able to talk with them at a natural speed. By doing so, I can attend events like it and improve my skills in daily conversation.