キーボードがどんどん剥げていく。
本日は2月21日。
2021年とはいっても、なんだかあっという間に過ぎていきそうである。
この年のどのくらいが、俺の記憶に刻まれてくれるのだろうか。
大人の時間が速いなどというのは、イベントがないからその時間の密度が薄いのだろう。
日常化したものは、記憶に残らないものだ。
使い道の分からない勉強ほど嫌なものはない。
実用的ではない、勉強。
それがなぜか、指標となる社会。
その瞬間でさえ役に立つ知識ならば、損はないと感じられる。
しかし、一体いつ使うのか、全く分からないのような何かを勉強しているとき
本当に無為なことをしているのではないかという気分になる。
ここでもし先輩が現れて
自信満々に「大丈夫!それはきっと、やくにたつ!」と言い切ってくれれば
思い切ってその先輩を信じてやる気もなろう。
俺はいつも独学だ。
果てしなく独学だ。
ああ…。
頼れる先輩が欲しい。
最後に何か教えてもらったのは、その卵が生か、それとも茹でられているかを見分ける方法だった。
それも、今はどっちか分からない。
たしか茹でられていると安定するんだったかな…?