白みかん

白みかんは、おいしいみかん。みかんを剥くのがうまいよ。

モチベーション

 

昨日、仕事の午前を休んで、試験を受けに行った。
渋谷は本当に汚い街だと思う。
それは純粋に汚くてなんだかにおいもすごい街だと思う。
俺は都会に向いていないのだろう。

ものすごい小さいパソコン教室の、ものすごい小さい部屋の中で試験を受けた。
大きいビルが目立っているけれど、あんな小さいビルも8階建てで
それぞれの階に仕事に従事している人がいるとなると
人間って本当にたくさんいるんだなぁと、どうでもいい感情がわいてくる。

モチベーション。

今日の試験を終える。
…と、来月にもう一回試験があって
それも合格しないと合格したことにはならない。

試験ってめんどうくさいな…実際。
目的のために必要な事項を覚えるのなら何のためらいないのだが
昔からとにかく試験というのは試験範囲だけが開示されていて
そこから「何を出すか分からないけど、なんか出すよ~」と言われ
「何が出てくるか分からないから全部覚えよう~」と学生たちは勉強した。
いまいちこの構造が理解できなかった。

なぜ…?

本質的に、親に言われてるから、点数をつけられて順位付けされるから、しかたないので勉強する。
そこに自分の意思は介在しなかった。
だから昔からよく分からない…なぜ勉強しないといけないのか。
そうして、やっぱりその答えは見つからないまま、そして苦労もしないまま
難易度が上がってきた大学受験を迎え、前期試験ではなんと全部落ちてしまった。

モチベーションがないんだ。
モチベーションが動機で、継続理由なんだから
そして継続しないとやっぱり知識が身につかないんだから
強いモチベーション、強い意志が必要なんだと思う。

こと、それが仕事だとしたら
それは給料とか責任感とかになるんだろうか。

世の中、こんな試験よりも、もっともっと高度な試験に合格している人たちがたくさんいる。
確かに俺は天才じゃない。
むしろ、世の中のレベルで言えば平均より少し下のところにいる自覚がある。
覚えられないし、思い出せないからだ。

でも、それなりに努力したら努力しただけの成果があるという最低ラインの能力は持ち合わせている。
それがまた、自分を苦しめる。
いっそ徹底的に何もできない人間ならば
自分の意思が弱いから継続できないのだと、答えを導き出す必要もなかったというのに。

1か月は長いようでいて、あんまり長くはない。
これからだってきっと毎日勉強なんかしないんだろう。
そんなに自分を信用したりはできない。
こうして、朝早く起きた日には、朝食と身支度を?早く済ませて
おしゃれにクラシックを流したりなんかして
少しだけ考え事をするのであった。