今週のお題「〇〇からの卒業」
ふつうに…、ふつうというのが何なのか
ここでは、運営側の想定通りのレギュレーションでは…という意味だが
ふつうに進学を続けていれば、小学校は6年間で、中学校は3年間で、高校も3年間で
そして大学は4年間で卒業する。
ああ…、薬学部とかは6年生なんだっけ?
でも、多数派はやっぱりこの、6・3・3・4なんだろうな…。
俺は卒業してきた、3年間って長かったような気がする。
人が変わるのには十分なくらいで、それは始まったときと比べればずいぶんその姿形や思想まで変わってしまっていたんだろうなと思う。
そして、また、次の卒業がやってきそうである。
会社というのは基本的に卒業なんてするもんではない。
なんだろう一般的な企業で教えているらしい
「学生と社会人の分かりやすい違い」というやつで
学生はお金を払って活動を行うが
社会人はお金をもらって活動を行うというものがある。
また金の話か…と辟易するが、この世の中お金という分かりやすい指標で動いているのだからしかたない。
精神性とかを評価するシステムが導入されていたら世の中、また変わったのだろうか?
だが、今の職場の雰囲気からするとゆるゆるで卒業すると言ってもおかしくないような気もした。
昔の自分、学校で授業を受けていた自分は25歳がこんなにも緩いものだとは思っていなかった。
母親は社会は厳しいと理屈もないままに俺に言っていたが
やはり社会とは、会社とは、よく分からないものだった。
卒業すると、その立場を失う。
この社会のシステムは複雑だ。
保険を受けたりするのにいろいろな手続きをしないといけないし
次の就労の機会がいつになるのかも分からないし
世界的な感染症が突然流行るし
そして、何よりも同調圧力が恐ろしい。
今日は雨だった。
今を引き延ばすだけの生活が、もうあと2か月で終わる。
そして、何かが始まる。
あるいは、何も始まらないのかもしれない。