俺はWEB適性検査というものを受けた。
そういえば就職活動をしているときもこんなものをいくつか受けたなと思った。
ところが、何度がその時の比ではなかったことに気が付いた。
玉手箱という、その名あの通り
素敵な問題がたくさん詰め込まれたそのウェブテストは
めちゃくちゃ会頭に求められるスピードが速くて
下のほうでめちゃくちゃなスピードで進むバーがチラチラと見えていた。
あるいは俺は見られていたのかもしれない。
そういうものでプレッシャーを与えることそれ自体が
その玉手箱システムの…なんかあれ…策略なんだと思うと
この玉手箱を開いてあくせくしている俺の姿は
ものすごいシュールに見えているのではないかと思った。
あまり悲観的になってもいいことはない。
確かにこういう検査でボロボロにされたことは今までなかったが
（今まではもうちょっと回答時間に余裕があるか、問題が易しかった）
そんなことで気落ちしていてはこの先持たないだろうなと思って
俺は気を持ち直すことにした。
ああ～。
いろんなサイトに登録しすぎて訳が分からくなる。
この新型コロナウイルスの時代に
転職というのはやはり向いていないのかもしれない。
転職を目指す者たちよ、俺の姿をとくと見よ。
