白みかん

白みかんは、おいしいみかん。みかんを剥くのがうまいよ。

社会人もピンキリ

今週のお題「試験の思い出」

 

 

ふと見たお題は「試験の思い出」だった。
今日俺はちょうど試験を受けた。
もう昨年会社に入ってから俺はずっと試験を受けている気がする。
まあ別に大した試験ではない。

大きかったのはせいぜい応用情報技術者試験
それも見る人が見れば大した資格ではないのだ。

さて、今回受けたのもレベルとしては決して高いものではなかったけれど
新しく取得しないといけない概念がたくさんあった。
社会人ってこんなにも勉強しないといけないのか、と俺は初めて知った気がする。

暇だ暇だと言っていた俺だが
来週からついに派遣社員として派遣される。

「資料を読もう」と言われたので資料を開いてみると
まったく意味の分からない文章が続いていた。
日本語ではあったのだが、意味が分からない。
知らない業界の知らない話である。
分からないのだ…。

社会人もピンキリだ。
俺も去年までは3年目の社会人として「立派になったぞ!」と
ちょっとドヤ顔な瞬間もあったが
もう今の俺は目も当てられない。
社会人として働こうと思うと本来はこんなにも大変だったのか…。

試験の思い出…。
そう、試験の思い出ね…。

せっかくなので俺は大学受験を思い返してみたい。
なんだかんだ人生進んできて26年目に突入する…
え…26年目…やばいな…。
26年目に突入するのだが、やはり就職活動において大学名というのは非常に作用していたように思うので
大学受験というのは人生の試験の中でも割合重要なものに入るのではないだろうか。

俺の大学受験は特殊なものだった。
俺はあほだった。
俺はあほだったので、大学受験の仕組みを今でもあんまり理解していない。
センター試験が何なのか、大学受験と何の関係があるのか分からなかった俺は
まずセンター試験を受けなかった。

センター試験
それは○○センターのセンターなのか
中央の、という意味のセンターなのか、俺はいまだに分からない。

それでも国立?に入るにはセンター試験が必要だと知っていたので
国立に入るのはあきらめた。
俺は、それの学力で入ることのできる一番高そうな大学を選んだ。
私学であった。

受験8か月前。
塾にも言っていなかった俺はその大学の赤本を購入した。
とりあえず英語を勉強するといいらしい。
長文読解問題が大量に出題される。
ああ、そうなんだと思って俺はそれを読み始めた。

そして、俺は受験開始直後に好きなゲームの映像を思い浮かべて頑張った。
結果、なんか行ける気がする、と思い…
落ちた。

灰色の画面には不合格と青文字で表示されていた。

俺の受験票3枚は泡と消えた。