最近だるい。
もう、いつからが「最近」なのかは
分からなくなりつつある。
2020年が数字上終わりそうになっている。
日本が待望して、多くの企業人が動いたと言われている
東京オリンピックもなくなり
むしろ何人もの人間が会社を首になり
多くの事業主が消えていったのではないだろうか。
俺は、あわや、そのあおりを受けようかというところで
耐えているのだ。
だるいぜ。
体がだるいぜ。
心がだるいからなのか。
いつになく膝が痛くて、中学生以来の痛みが
ものすごい痛みが足を走っていった。
明滅するイルミネーションのような痛みよ。
起きたときのだるさが
起きて、前のように前屈をするときのだるさが
体の固さが…つらい。
俺は缶詰を開けた。
今、この瞬間には遠く離れた場所で
後輩たちが、同期たちが遊んでいることを
俺は知っていた。
そうして俺は、追い込まれる。