事故を起こした。
昔から不器用だ不器用だとはいわれていた
自分でもそうだ思う。
上り棒を登れないとか
さか立ちができないとか
逆上がりができないとか
けん玉ができないとか
もうとにかくいろいろなことができないことに
非常に自分自身に憤りはある。
別に悪気があるとか
怠けているとか
そういうことではないんだろうが
それでも俺はできないのであった。
それでもちょっと、ちょっとしたいことがある。
それは車の運転だった。
大人の象徴である車の運転には
何回かチャレンジしてきた。
してきた…。
…がここにきて俺は…交通事故を起こした。