白みかん

白みかんは、おいしいみかん。みかんを剥くのがうまいよ。

考え事

能力のない人

27歳にもなって俺には社会人としての能力が何一つとして身に着けていないような気がした。危ない綱渡り。 社会とは、わけの分からない共同幻想の中に成り立っている。俺は、今の会社の中でなんとか毎月の給料を得ているけれどそれはなんだか夢のようなもので…

「また連絡するね」

近年、人から連絡がこないことを憂いて自分から連絡をするようにしていた。相しなくてもよかった大学生のころからどれくらい時が流れただろう。今や大学生であった期間よりも社会人である期間のほうが、長くなっていた。 抜け出せない、ここから。 また連絡…

客観視する自分

最近、いやに気分が悪い。その原因を自分では突き止めきれずにいた。人生はうまくいっていない。他人がうらやましい。妬ましい。いくら表面上で取り繕っていても、この思いは消えない。いくら表面上で優しくなりたくても、この振る舞いが消えない。 どうして…

「兄弟なんやから」

2023年1月。休職同然の状態となった俺は正月休みも休みの延長のようなもので、正直暇していた。別に誰かと正月だからって遊ぶわけでもないのだ。 正月に遊んで記憶というのもほとんどない。正月にはみんな何をしているというのだろう。 そんなとき父から連絡…

「読んだけど分からなかった」

2月。肌寒い季節が依然として続いていた。サーモスタットを分別なく使いまくる俺の部屋と外界は気温的にも心理的にも大きく隔たれているような気がする。会社の業務は一時的にインターナルな負荷の低いものを任せられており、気分的な落ち込みは小さい。狭量…

病んでいる人

現代において「病む」という言葉は簡単に使われているような気がする。Twitterでは明るく振るまっている人がむしろ「なんたら障害です」と、立派な経歴に混ぜて書くようになってもう久しい。これが令和か…。 病んでいる人がいた。彼は大学院2年生。確か、そ…

恥も何も

高校のころ、屋上(といってもドラマのような場所ではなく、錆びた階段の踊り場のような場所だったが)に誘い出してくれた友人は結婚し、子供をもうけて、車と家を買っていた。不思議とそこに嫉妬心はない。それは誘い出す側と誘い出される側という時点で俺と…

何も思わないのであれば

この前に意味深な記事を書いたので、続きを書いてみようと思った。別このブログ、誰が見ているわけでもあないので更新する必要は全くない。なので、結構、この出来事が起きてから時間が経過している。それでもブログを見返したときに確かにこんなことあった…

ヤマケンの冬 廻天する惑星模型

2023年になった。多感なる学生時代を終えた2018年のことは案外遠くない記憶として自分の中にとどまりつつ現状何も満足できていない、どころか情けなくもあるオフホワイトな日常の中に自分が溶けて行っているという実感がある。 日本の首都で数年。それでも自…

「あなたがいなかったら私の人生の楽しさもきっと減ってしまうので」

しばらく前に27歳になった。 27歳と言えばなんとも、なんとも重い年齢である。結婚適齢期でもあるし社会人になってからは5年である。そろそろ社会人としてのアイデンティティを確立し自信をもって歩み始めて、安定し始めているころだ。 それがとうして、こん…

「子供は親の所有物なんや」

子供所詮親という生物の遺伝子がミックスされたものに過ぎない。そういうことを考えるとこの親があってこの最悪な低能の自分が生まれたのは必然的だといえるような気もする。 「子供は親の所有物なんや」 母親は言う。 現代においてはものすごい気持ち悪いセ…

「人間になった」

海の日を迎えた7月の三連休。半ばの日曜日だった。 微妙に晴れた空から覗く太陽を俺はベランダから覗き返していた。どうも、梅雨が早く開けた影響か、雨模様の移り変わり具合が読めない。雨が降るかもしれないし、降らないかもしれない。だが、あまり考慮し…

「連絡しなきゃよかった」

2年ぶりに出社した。オフィスカジュアルというのは難しい。大学生の頃の服装がまさにそのような風体だったと思う。俺はそれにあらがうようにカジュアルな服装を日々検索しているというのに現実は俺にオフィスカジュアルを求めるのであった。 久しぶりの出勤…

毎週に1回

毎週に1回だけでも人が相手をしてくれればそれなりに俺の精神状態は安定するような気がしている。別にそんなこと考えなくても安定していた大学生時代とはうってかわり俺は俺の予定は本当に自分が調整しないと入ってこなくなってしまった。 毎週に1回でいいん…

気力が起きない

家にいるとやる気が起きないというのはあるのかもしれない。 在宅ワークをしていると誘惑は多い。 それともそれは自分で切り替えができていないということなのかもしれない。 俺は現在、外出している。 18時からいつものごとく治療をする。 体質改善である。…

PDT、そして好転反応

この体に感謝した経験は少ない。大きな障害なく動いている点についてそして大学生活で自分の意思に応えてくれた点については感謝を言いたいものだがそれでも俺の体については文句を言いたくなることのほうが多かった。 第一に運動神経、第二にニキビ、第三に…

無視する、無視される

無視される 最近そんなことばかり考えている。マイナス思考なんだと思う。 4月、桜の時期を終えて、用事のある月を終えてゴールデンウィークという連休をほとんど無為に過ごしてしまった自分はなにやら苦しんでいた。 返ってこないLINE。返ってこない業務連…

YouTuberって…

小学生のあこがれの職業YouTuber。その実態は二極化と言ってもいいのだろう。影と光というものがものにはあるというものだ。 5時間くらいかけて作った動画現在の収益は83円。 こんなものでは到底生活などできはしないのだった。 YouTuberじゃなくても動画を…

ゴールデンウィークの、やる気

メリハリという言葉があるように人間、波のように切り替えがあるからこそ刺激になって頑張れるというところ、ある気がする。 だというのに何なんだろうこのゴールデンウィークは。 やる気が出なかった。 昨日、月曜日だけ出勤したがなんか適当に投稿された支…

オタサーの姫的な後輩

この間東京に行った。3年間住んだ土地である東京。そして必ず拠点となった品川駅では相変わらず人がごった返していた。マスクをつけているかつけていないかの差でありそれは2018年以前と変わらない景色のように思えた。となればマスクというものをつけて安心…

結婚できない男

非常に焦っていた。俺は焦っていた。 婚活など出会い系など正直そんな切実さを持って焦ったことはなかった。だが、しかし俺の年齢は27歳。いや、正確には26歳だったのだが、あまりに…この世の中は…。 本当は旅行の計画もあった。友達と遊ぶ予定もあった。そ…

かつてないほどの

ゴールデンウィーク前半が終わろうとしている。2022年。2がならぶこの年。俺は、大阪で非常に退屈なゴールデンウィークを過ごしていた。逆にみんな忙しいから…と自分を偽っては見たものの、どう考えても予定の一つもないのはおかしいような気もしている。 「…

すでに本気は出している

書きたいと思うときもあれば、あれば、あるのだがなかなか実際にタイピングをしようと思っても途中でやめてしまうことが多い。ブログなんてものは本当に見ている人がいないので書くのは気楽だし、本当にこれが何かにつながるなんて思っていなくてだからこそ…

SOS

さかのぼること、8年前。当時俺は大学生だった。もう、本当に大学生真っ盛りだった。 今でも俺の脳内は一番強い刺激を受けた大学生の頃の思い出がスパークしているのだけれどなんだか俺は最近、ある人のことを思い出している。 その人はおばちゃんだった。も…

馬鹿者

昨日のお題を書いているときは途中で飽きてしまっていた。退屈で退屈でしょうがない時にこのブログが更新されるということについては以前の記事で触れた気がする。このブログは本当の本当に、インターネットに公開されているとはいえ誰かに見られるというこ…

ただ一言だけ

久しぶりに頭に残る夢を見た。 一つ目は恋愛的な夢だった。こちらは忘れてしまったがこれも嫌な夢だった。 夢を見た自分が嫌な寝覚めをしたころカーテンで日の光を遮らなくても、時刻はまだ早朝であることが分かり切っていた。再び眠気の波、酩酊するような…

鬼になるな!白みかん!

今週のお題「鬼」 「見れば分かる、お前意識低い系だな?」 1か月ほど転職者の道を経験してハローワークの若者向け受付のおばちゃんに怒られてその末に俺は焼き肉屋で内定の連絡を勝ち取った。 そうして新しい会社に入ったのが去年の9月である。あの夏から季…

身長が…欲しいなあ

以前、お店に適当に入った時に大きな店員の方が出てきて、予約をされていますかと聞かれただけでびくついてしまった自分がいる。特に横柄な態度をとられていたというわけではないのだがその店員さんが非常に背丈が大きかったのが影響しているのだろう。彼の…

モラトリアム再び終わる

モラトリアムの終わりというのは学生時代の終わり。猶予期間であったはずのモラトリアムはいつしか終わりを告げて俺はよく分からない場所でよく分からないことをしていた。それから、3年が過ぎた。もはや大学生の自分からは5年以上が過ぎたのだが新型コロナ…

またかよ

2022年。令和になって大体同時くらいに新型コロナウイルス蔓延となり結構経過した。令和だって4年である。いやあ、しかし、しかし冗談ではない。 こんな…。俺の20代はこんな時代に消化されるのかと思うと悲しくなる。一人で天井を眺めながら思う。 そりゃあ…